誰かが行かねば、道はできない

劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]

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出演: 浅野忠信, 香川照之, 松田龍平, 仲村トオル, 宮崎あおい

監督: 木村大作

評価: ☆☆☆

時は明治39年、陸軍参謀本部より日本地図最後の空白地点、劔岳の登頂を命じられた測量手の柴崎芳太郎が、案内人の宇治長次郎ら仲間と共に山頂を目指す。 日本山岳会もまた、登頂を目指していた・・・。陸軍の威信をかけて初登頂をなんとしてもしなくてはならないのだった。

原作は新田次郎の同名小説。実際の話を元にしている。国家の品格で有名な藤原正彦は彼の次男。藤原に了承を得て映画化とあいなった。

それにしても柴崎芳太郎(浅野忠信)の奥さん役の宮崎あおいがかわいすぎる。仕草というか雰囲気がかわいいんだよなぁ。雰囲気美人としては蒼井優もなかなかのものだ。

その宮崎あおいは着物姿でまだ江戸時代的な髪型をしているのだが、一度だけ髪が結ってないシーンがあるのだ!監督グッジョブすぐる!う~ん、あの膝上で耳かきされたい!

監督は「鉄道員(ぽっぽや)」などをとったキャメラマン、木村大作。映画会入りして初めて参加した、黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」で”本物を撮る”ためにとことんこだわる黒澤監督の熱意を感じたのだそうだ。彼はカメラマンではない、キャメラマンなのだ。

キャメラマンが撮っただけあって、雲海、夕焼けなどの山のシーンは美しい。BGMで流れるオーケストラが山の雄大さを表現するのを助けている。

劔岳、前人未到の山、立山信仰で針山地獄と称される山。

その山を登るために、柴崎は山案内人の宇治長次郎とともに下見に行く。考えられるのは3つのルート。どれを選んだとしても厳しそうだ。

このあたりの山に登る前の溜めがいい。この山は一筋縄じゃいかねぇと見ているものに思わせるのだ。

しかしその後の劔岳の頂上を目指さずに、周辺で測量を続けるシーンが長い。雪崩があったり、崖から落ちたりするのだけれど。

ちなみに雪崩のシーンでは実際に松田龍平が雪に埋められて、酸欠で失神したらしい[Wikipedia]。命かけても命落とすなよ。

そういや、松田龍平演じる生田が妻が妊娠している話をうれしそうにしているのを見て、うわ~、フラグ立っちゃったよと思ったけど、結局無事でしたね。

長次郎の息子からの手紙がいいなぁ。

その手紙があったからこそ、長次郎が頂上付近で先頭を柴崎に譲ろうとする行動に感動するのだ。

「我々はもう立派な仲間です。私はあなたがいなければここまでこれなかった」

そう言って長次郎に先を促す柴崎。彼もまた愚直な男である。

結構あっけなく頂上についちゃったね。

そして四等三角点を設置する。あんなに頑張ったのに四等かぁ。Wikipediaによると

柴崎らは、登頂の困難さから重い三角点標石や特にかさばるやぐらを組む丸太を運び上げることができず、山頂には立ったものの三等三角点の設置を断念した。

らしい。等級についてはここみてね。